2.どうして歯並びが悪くなるの?
2010/10/13 コラム by otoboke
<悪い歯並びは様々な要因が重なり合って起こる>
ここでは最も影響を与えると考えられる要因を挙げます。
要因1「遺伝」
お父さんやお母さんの顔つきと似ていくように、歯並びも遺伝の影響を受けます。遺伝によって決まるのは、歯の大きさ・形・本数や骨の発育など。
永久歯の本数が足りない、もしくは多いという方は早めの治療が必要です。
要因2「生活習慣」
やわらかいものばかりを食べる食生活だと、顎の発達が悪くなり歯の大きさとのバランスが悪くなり歯並びが悪くなってしまいます。
指や爪を噛む癖などは、前歯が噛み合なくなってしまうこともあります。
頬づえの癖は、顎の骨の左右のバランスが変わってしまうこともあります。
要因3「乳歯の虫歯」
乳歯の時期に虫歯などで、自然に永久歯と生え代わる以前に乳歯が抜けてしまったり、その後適切な処置を受けずにそのまま放置した場合。空隙に歯が倒れこんでしまい、永久歯が本来の位置に生えてこず凹凸ができやすくなります。
要因4「幼児期の病気」
ぜんそくや鼻炎などの呼吸器系の病気が顎の成長に影響を与えることがあります。