わたしが矯正歯科医を目指したきっかけ…

2010/06/04 コラム by admin

大学で歯科矯正の授業が始まった当初は、国家試験の範囲のみの履修のため、漠然と授業や実習をこなしていただけでした。試験前のある日、わからないところを質問するため、矯正科診療室を訪れたところ、先生がワイヤーを器用に曲げて患者さんの口の中に装着している仕草が、一般歯科治療のスタイルと全く異なり、とても格好良く目に映ったことに衝撃を受け、それが矯正歯科をもっと深く知ってみたいと感じたきっかけだと思います。それ以来、臨床実習の合間に図書室で矯正関係の本を読み漁りました。

歯科治療は、虫歯で歯を削ったり、痛くて神経を抜いたり、ぐらぐらになって歯を抜いたりします。詰め歯や差し歯、ブリッジなどで噛み合わせを回復していくのですが、決して元の自然な状態には戻らない治療です。歯ならびを整えるということは、歯にかかる負担を取り除き、整列することでブラッシングも容易に行え、なにより自分の歯でより機能的に噛める噛み合わせになる、しかも口元もすっきりし見た目も改善するという、究極の治療のように映りました。

一般的に、歯医者は痛くなったら行くところ、とよく言われますが、矯正治療は歯を動かすため、少なからず痛みを受けに来院してもらう間逆の治療です。それを毎月、しかも長い期間掛けて治療を続けるわけですから、患者さんにとっては本当に大変だと思います。それを一大決心して治療を受けられた患者さんに話を聞くと、非常に前向きで、ご自身の健康に対する考えも深いとの印象を受けました。そんなポジティブな患者さんを治療という形でサポートできるということは、歯医者冥利に尽きるのではと感じました。さらに、治療の効果がすてきな笑顔という形で現れるため、とてもやりがいのある仕事と考え、矯正科の門を叩きました。


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コメント

  1. 宮地 政幸 より:

    長屋先生
    昨日は突然お伺いして申訳ありません。
    これから、先生のご活躍を期待いたしております。
    今後とも、よろしくお願い申し上げます。
                  宮地

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